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ボランティア活動報告 - Topics

タンザニア眼科医療支援活動2014


hs1411J01昨年に引き続き9月14日(日)~20日(土)の日程で、山崎眼科院長の山崎俊先生が 代表をされているNPO法人タンザニア眼科支援チームに参加して、アフリカのタンザニアで眼科医療ボランティアを行ってきました。 今回の活動に先立ち、昨年同行された金沢医科大学眼科の佐々木洋教授が、8月にタンザニア郊外の村の全住民約1400名を対象に紫外線と眼科疾患について の疫学調査をされました。

その結果、65歳以上のほぼ全員が白内障で、そのうち80%以上が手術対象者、村全体 では白内障手術対象者が300名という驚くべき結果でした。今回のボランティアではこのうち30名をムヒンビリ大学病院にバスで送迎し、3日間で手術を行 うという、とてつもないプランだったのです。

ところが到着してみると状況は一転します。村には古くから祈祷師がおり、その人達から 「手術すると目を取られる」という噂が流れたのです。結果、初日は2例、二日目は5例とまったくの空振りでした。しかし、今年で10年を迎えるこのボラン ティアの地道な努力は実るもので、「手術で見えるようになる」という手術結果の噂を聞いた患者様が最終日に10名以上詰めかけました。日本と違い、タンザ ニアでの一日10例の手術は不可能に近い件数ですが、当院から参加した吉田看護師が手術準備・片付けをテキパキとこなしてくれたこともあり、予定終了時間 前に手術を終わる事が出来ました。手術1例に1時間かかるムヒンビリ大学病院のスタッフ達もこの結果を絶賛しました。「目からうろこが落ちた」という感じ でしょうか。

hs1411J02来年はムヒンビリ大学病院眼科スタッフのさらなる進歩を期待し、我々も今年以上の成績を上げる事ができればと思っています。

私が不在の間は、患者様にいろいろとご迷惑をお掛け致しますが、今後ともご理解とご協力のほどよろしくお願い致します。